総合ﾘﾌｫｰﾑ会社と専門業者のﾒﾘｯﾄ・ﾃﾞﾒﾘｯﾄ　外壁屋根塗装防水ｽﾀｰﾍﾟｲﾝﾄ　20191210

みなさんこんにちは。
スターペイント春日ショールーム店の板島です。

12月も半ばに差し掛かり、寒さが本格的になってきました。今年の冬も厳しくなりそうな予感がするので、家電や住宅関連の点検やお手入れは早めに済ませておきたい所ですね。

さて、今日お話するのはつい昨日いただいたお問い合わせについてです。
昨日ご来店にてご相談を受けたお客様は、来年の戸建て塗装を検討されているお客様でした。

・築14年の未塗装

・外装の塗装をしないといけないと考えている

・もしかしたら内装のお手入れや水回りの機器交換などの工事も一緒にしてしまうかもしれない

との事で、出来れば全部まとめて1社に依頼したいとは思うのだが・・・というご相談でした。
こういった場合の様に、分野の異なる工事を一括で行いたいとなると選択肢として1番最初に上がってくるのはやはり『総合リフォーム会社』だと思います。

実際このお客様もリフォーム会社への見積もり依頼を検討されていました。
住宅関連の工事は打ち合わせなども含め時間や労力を要する場面も多いので、リフォーム会社への工事依頼は手間という所でいえばとてもらくちんな選択肢です。ただ、やはりメリットがあればデメリットもあります。手配が楽、と言うだけで決めてしまっては後々不利益を被る可能性もあるためぜひ下記を参考にして下さい。

総合リフォーム会社

まずそもそもとして、総合リフォーム会社というのは総じて家屋の増改築や機器の取り換え取り付けなど、どちらかというと大工工事に寄っている業態と考えて頂いていいかと思います。そのため一言で言い表すならば、広く浅く、というイメージです。別の言葉に例えるとバランス型、でしょうか。簡単にメリット・でメリットを上げるとこんな感じです👇

【メリット】

・幅広いジャンルの商品を豊富に取り扱っているため、一括で工事を依頼でき、工事前のやり取りなどがシンプル

・独自商品や独自のセットプランなどがある

【デメリット】

・結局のところ工事の施工は専門の職人を委託で派遣することが多く、質疑応答や問題発生時の対応に遅れや食い違いが起こる事がある

・プラン提案決定の時点で本来相性の悪い材料や施工方法を提案、施工指示してしまうことがある（専門知識の不足）

ここでポイントになるのはズバリ『施工管理形態』
総合的な工事や商品を扱う場合は、多くの場合が”商品を提案する人”と”工事する人”または”それを管理する人”など、完全に独立した部署や担当者が複数存在します。それ自体は決して悪いことではないのですが、こういった場合はどうしても情報伝達やイレギュラー対応などの時に問題が起こりやすく、のちのち施工不良をおこす例もあります。。

依頼する総合リフォーム会社が大きい大手であるほど、その会社とは全く関係のない業者や職人などが委託という形でより沢山関わってくることは覚えておいてください。
※ただし、逆に大手であるほど専用の問合せ部署があるなどの長所ももちろんあります。
さて、対して専門性の高い各工事の専門店はどうでしょうか？

専門店

専門店といっても電気工事、大工工事、塗装工事など様々ですが、専門店は総合リフォーム会社とは対照的に狭く深く、または特化型といえます。業者ごとの取扱商品などに差異が出あることも特徴でしょう。スターペイントのように、塗装工事の専門店でありながら大工工事の職人を有して工事請け負える業者もあれば、完全に専門工事1本という業者もいます。
ただし、専門分野に対する知識や現場経験、材料の取り扱いなどの確実性が高いのは間違いありません。

【メリット】

・施工技術力、知識力において優れており、工事の確実性が高い

・知識と経験をもとに提案、施工するので後の施工不良をおこしにくく、万が一問題が起きても原因の解明や対策を的確に行うことが出来る

【デメリット】

・選ぶ業者によって可能な工事の幅に変動がある

・打合せ等の手間が増える

ここでポイントになるのはズバリ『工事の確実性』
専門業者に工事を依頼する一番のメリットはやはり信頼と安心の面でしょう。特にスターペイントの専門分野である外壁屋根塗装、防水塗装工事というのは、材料どうしの相性や施工技術によって仕上がりの美観はもちろん、耐久年数も変わってきますし、屋根塗装や防水塗装は、適切な施工手順や器具を用いなければ逆に塗装したことが原因で雨漏れなどの不具合を引き起こしてしまうこともあります。

また、全ての工事を等しい専門性で施工できる会社はまずないため、リフォーム会社であっても専門業者であっても、一括で他分野の工事を行おうとすると見積もりのどこかの項目は安いけど、どこかの項目は少々高め・・・という具合になることもあります。
手間は多少かかったとしても、それぞれの専門分野ごとに業者手配する方が、総合的な費用を抑えることが出来たり、後々の不具合のリスクを減らすことが出来ます。

予算工面の観点から、工事のタイミングをあえてずらせるメリットもありますよ。

内外のリフォームメンテナンスを考える場合はぜひ、上記を参考に費用面、手間、技術面、タイミングなどいろんな角度から検討してみてください。