カバー工法とは~塗装以外のメンテナンス~ 外壁屋根塗装 防水 専門店 スターペイント 20200217
みなさんこんにちは。
スターペイント春日ショールーム店の板島です。
みなさんこれまでこのスタッフブログでは沢山の外壁塗装工事、屋根塗装工事についてのお話しを紹介してきましたが、近年塗装工事以外のある施工法でのメンテナンス方法に関するお問合せが増えているのはご存知ですか?実は結構前にブログでも紹介しているのですが、私たちスターペイントでも施工実績が増えてきています。
もったいぶらずにご紹介しましょう。
タイトルにもある通り、このある施工法というのは『カバー工法』と呼ばれる施工法。では早速カバー工法についてお話したいと思います。
まず第一に、カバー工法は外壁、屋根のどちらにも使用できる工法です。(スターペイントの施工実績としては屋根のカバー工法が多いです)
カバー工法がどんな施工方法なのかを簡単に説明すると、既存の外壁やな屋根の上を丈夫な鋼板で覆う(カバーする)工法です。
通常家屋の定期メンテナンスは塗装や補修工事で行いますが、カバー工法は言ってしまえば、既存の外壁、屋根をそのまま残した状態でさらに新しい外壁、屋根を作るような工事です。
使用される素材はガルバリウム鋼板と言われるものがほとんどで、さびにくく軽い金属なのが特徴です。
カバー工法は近年注目されている施工方法で、スターペイントでもお問合せや施工実績が増えてきている工事です。
ただ、もちろん良し悪しは存在します。塗装工事で塗料を選ぶ時と同じで、考え方や家族の将来設計など長期的な視点でカバー工法での工事のメリットデメリットを考察する必要があるでしょう。
カバー工法のメリット
・一度施工すれば20年はメンテナンス不要
※ガルバリウム鋼板で施工した場合
・実質的に屋根が2重になるため屋根の雨漏れ対策になる
・施工期間が短い
・屋根などで現状の劣化が激しい場合葺き替えより安く施工できる
カバー工法のデメリット
・施工できる屋根の種類が限定される
※既存の屋根に新たな屋根をかぶせるため、スレート瓦以外の凹凸の大きな屋根材では施工できない
・塗装工事よりは予算がかかる
・屋根の重みが増すため大きな地震などの影響を受けやすくなる可能性がある
・火災保険が下りない場合がある
※屋根材が現状のものから変更になった状態なので事前の相談がおすすめ
どうでしょうか?
こうして見てみると耐震関連の項目がデメリットとして気になるのではないかと思いますが、カバー工法をメンテナンスの選択肢に入れることのできる家屋の条件を上げると次のようになってくるかと思います。
・屋根の場合:屋根材がストレート瓦の場合
・平屋で建物の高さがあまり高くない・大きな地震が頻発する恐れのある地域でない
※事前に火災保険に関して保険会社に相談等しておくことも重要です。
カバー工法はメリットも多く、見た目もすっきりかっこよく仕上がりますし、美観も長く続きます。条件にあう場合やご家族のお家への考え方が一致した場合は是非この記事も参考に工事の選択肢の一つに入れてみてください。
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