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外壁塗装の塗料はどう選ぶ?水性・溶剤系の違いと選び方のポイント

2026.10.04

お知らせ

外壁塗装の塗料はどう選ぶ?水性・溶剤系の違いと選び方のポイント

外壁塗装を検討するとき、「何色にするか」は気にしていても、どんな塗料を使うのかまで詳しく考えている方は意外と少ないのではないでしょうか。

外壁塗装に使用される塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や適した用途が異なります。

また、「水性塗料」「溶剤系塗料」という言葉を見たり聞いたりすることもありますが、

「何が違うの?」

「水性なら水で流れてしまわないの?」

「どちらを選べばいいの?」

と疑問に感じる方も多いでしょう。

外壁塗装は決して安い買い物ではありません。

だからこそ、塗料についてある程度知ったうえで、自分の住まいや希望に合ったものを選ぶことが大切です。

今回は、外壁塗装で使われる塗料について、水性・溶剤系の違いや塗料を選ぶときの考え方、確認しておきたいポイントを分かりやすく解説します。


外壁塗装では「塗料選び」も重要

外壁塗装の仕上がりやその後のメンテナンスを考えるうえで、塗料は重要な要素の一つです。

塗料には、単純に色を付けるだけではなく、外壁表面を保護する役割があります。

住宅の外壁は一年を通して、

  • 雨
  • 紫外線
  • 風
  • 温度変化
  • 湿気

など、さまざまな環境の影響を受けています。

そのため、外壁を塗り替える際には、住宅の状態や外壁材、周辺環境などを考慮しながら塗料を選ぶことが大切です。

「人気の塗料だから」という理由だけで決めるのではなく、自宅に適しているかどうかを確認しましょう。


そもそも「水性塗料」と「溶剤系塗料」とは?

塗料にはさまざまな分類がありますが、その中でもよく耳にするのが「水性」と「溶剤系」です。

簡単にいうと、塗料に含まれる樹脂などを塗りやすい状態にするための成分の違いがあります。

水性塗料

水を主な希釈剤として使用するタイプの塗料です。

一般的に溶剤系塗料と比べて臭いが少ない傾向があるため、住宅地での塗装などでも使用されています。

ただし、「水性だから耐久性が低い」と単純に判断することはできません。

近年はさまざまな水性塗料が開発されており、製品によって性能は異なります。

溶剤系塗料

シンナーなどの有機溶剤を使用して希釈するタイプの塗料です。

塗料の種類によっては、密着性や仕上がりなどの面で特徴があります。

一方で、塗装中に独特の臭いを感じることがあります。

どちらが適しているかは、使用する塗料の種類だけでなく、外壁材や施工箇所、住宅の環境などによっても変わります。


「水性=雨に弱い」は間違い?

水性塗料について、

「水で薄めるなら、雨が降ったら塗料が落ちるのでは?」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、これは基本的に違います。

水性塗料は、施工時には水を使用して扱いやすくしますが、塗装して乾燥・硬化した後もそのまま水に溶け続けるという意味ではありません。

塗料は乾燥・硬化することで塗膜を形成します。

ただし、製品によって性能や特徴が異なるため、「水性だから大丈夫」「溶剤系だから高性能」と一括りにするのではなく、具体的な製品性能を見ることが大切です。


塗料を選ぶときに見るべき「樹脂」の種類

外壁塗装では、「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」などの名称を聞くことがあります。

これらは塗料に使われる樹脂の種類による分類です。

それぞれ特徴が異なり、価格や期待できる性能などにも違いがあります。

例えば、

アクリル系

比較的扱いやすい塗料ですが、現在の住宅塗装では、より高い耐候性を求めて別の種類が選ばれるケースもあります。

ウレタン系

柔軟性などに特徴があり、さまざまな用途で使用されてきた塗料です。

シリコン系

住宅の外壁塗装などで広く使用されている塗料の一つです。

フッ素系

耐候性などを重視したい場合に選択肢となる塗料です。

ただし、樹脂の名前だけで塗料の性能がすべて決まるわけではありません。

同じ「シリコン系」でも製品によって特徴は異なります。

そのため、見積もりを比較するときは「シリコン」とだけ確認するのではなく、具体的な製品名や仕様まで確認しておくと安心です。


外壁材によって塗料の選び方も変わる

塗料を選ぶ際に重要なのが、現在の外壁材です。

住宅の外壁には、

  • 窯業系サイディング
  • モルタル
  • 金属系サイディング
  • ALC
  • コンクリート

など、さまざまな種類があります。

外壁材によって表面の状態や特徴が異なるため、どんな塗料でも同じように使用できるとは限りません。

また、既存の塗膜との相性や下地の状態なども考える必要があります。

そのため、

「この塗料が人気だから使いたい」

というだけで決めるのではなく、住宅の状態を確認してから選ぶことが重要です。


塗料選びでは「価格」だけを見ない

外壁塗装の見積もりを比較するとき、どうしても金額に目が行きます。

もちろん予算は大切ですが、塗料の価格だけで判断するのはおすすめできません。

確認したいのは、

  • どんな塗料なのか
  • どの外壁材に使用するのか
  • 期待できる性能は何か
  • 施工面積はどのくらいか
  • 下塗り・中塗り・上塗りはどうするのか
  • どんな下地処理をするのか

といった内容です。

例えば、塗料が高価でも、住宅の状態や外壁材に適していなければ、本来の性能を十分に発揮できない可能性があります。

反対に、価格だけを重視して選択肢を狭めると、希望していた性能とのバランスが合わなくなることもあります。

**「価格+性能+住宅との相性」**を総合的に考えることが大切です。


臭いが気になる場合は事前に相談

塗料を選ぶ際に、性能だけではなく「臭い」も気になるポイントです。

特に、

  • 小さなお子様がいる
  • ペットを飼っている
  • 日中も在宅している
  • ご近所との距離が近い

といった場合は、工事中の臭いについて事前に相談しておくと安心です。

水性・溶剤系それぞれに特徴がありますが、実際の臭いは製品や施工条件などによっても異なります。

「できるだけ臭いが気にならない塗料にしたい」という希望があれば、施工業者に伝えておきましょう。


塗料の性能を活かすには施工も重要

どれだけ良い塗料を選んでも、施工方法が適切でなければ本来の性能を発揮しにくくなります。

例えば、

  • 下地処理
  • 下塗り
  • 塗料の希釈
  • 塗布量
  • 塗り重ねの間隔
  • 乾燥時間
  • 天候

など、さまざまな要素が仕上がりに関係します。

そのため、塗料選びと同じくらい、塗装前の状態確認や施工方法も重要です。

「どんな塗料を使うのか」だけではなく、「どのように施工するのか」まで確認しておきましょう。


見積もりで確認したい塗料の情報

外壁塗装の見積もりを受け取ったら、次の項目をチェックしてみましょう。

① メーカー名

どこのメーカーの塗料なのか確認しましょう。

② 商品名

「シリコン塗料」などの分類だけではなく、具体的な商品名まで確認できると安心です。

③ 塗装箇所

外壁だけなのか、付帯部にも使用するのか確認しましょう。

④ 塗装工程

下塗り・中塗り・上塗りなど、どのような工程で施工するのか確認しましょう。

⑤ 期待できる性能

耐候性や防汚性など、どんな特徴を持つ塗料なのか確認しましょう。

分からない項目があれば、そのままにせず施工業者に質問することが大切です。


自分の家に合った塗料を選ぶことが大切

外壁塗装では「一番高い塗料を選べばいい」というわけではありません。

大切なのは、現在の住宅の状態と、これからどのように住みたいかを考えて選ぶことです。

例えば、

「できるだけメンテナンスの負担を抑えたい」

「費用とのバランスを重視したい」

「外壁の美観を長く保ちたい」

「臭いが少ないものを検討したい」

など、希望によって選択肢は変わります。

施工業者に希望を伝え、複数の選択肢について説明してもらうと、自分の家に合った塗料を検討しやすくなります。


まとめ

今回は、外壁塗装の「塗料選び」についてご紹介しました。

塗料にはさまざまな種類があり、水性・溶剤系、樹脂の種類などによって特徴が異なります。

ただし、「水性だから良い」「溶剤系だから良い」「高価な塗料なら安心」と単純に判断することはできません。

大切なのは、

・外壁材との相性
・現在の下地の状態
・塗料の性能
・予算
・施工方法
・今後のメンテナンス

などを総合的に考えることです。

外壁塗装を検討する際は、見積もりに記載された塗料のメーカー名や商品名まで確認し、分からないことは施工業者に相談しましょう。

スターペイント倉敷店では、倉敷市・早島町・総社市を中心に、外壁塗装・屋根塗装など住まいのメンテナンスについてご相談を承っています。

「どんな塗料を選べばいいか分からない」

「見積もりの塗料について詳しく知りたい」

「自宅の外壁に合う塗料を相談したい」

という方も、お気軽にご相談ください。

大切なお住まいだからこそ、価格だけではなく、住まいに合った塗料と施工方法を一緒に考えることが大切です。