スターペイント
外壁塗装、屋根塗装はスターペイント

診断・見積無料!

  • Twitter
  • Instagram
  • Facebook
0120-983-997

受付時間 10:00 ~ 19:00

MENU
0120-983-997
受付時間 : 10:00 ~ 19:00

【仙台市 S様邸 外壁屋根塗装工事】築14年のサイディング住宅が新築のように蘇る!深碧塗料で仕上げた外壁塗装工事

2025.10.27
外壁塗装 屋根塗装 防水工事 雨樋塗装 その他工事 戸建て ロハス サイディング セメント瓦
ビフォー
矢印
アフター

物件データ

施工エリア
宮城県仙台市青葉区
工事内容
外壁屋根塗装工事
外壁材
サイディング
外壁プラン
使用塗料:深碧
屋根材
セメント瓦
屋根プラン
使用塗料:深碧雅
工事期間
2週間
工事完了月
10月
担当店舗
宮城県 仙台青葉店

宮城県 仙台青葉店

担当者より

築14年が経過したサイディング住宅で、外壁のチョーキングや色あせが進行し、特にシーリングの劣化が著しい状態でした。紫外線と寒暖差による硬化やひび割れが発生し、防水性能の低下が懸念されていました。まずは高圧洗浄で外壁表面の旧塗膜や汚れをしっかり除去し、全ての目地シーリングを撤去・打ち替え。弾性のある高耐久シーリング材で下地を整えた後、深碧シリーズによる3工程仕上げを行いました。深碧は紫外線や汚れに強く、艶やかな質感を長期間維持できる塗料です。外壁は均一な発色としっとりした艶が生まれ、光の当たり方で上品な陰影を描く美しい仕上がりになりました。施工後は「本当に新築のようで驚いた」とお客様からもお喜びの声をいただき、職人一同大変励みになりました。

施工レポート

施工前

01.施工前

写真から読み取れる劣化は全体として中程度以下ですが、確実にメンテナンス時期に差し掛かっている状態です。まず外壁サイディングは、手で触ると指先にうっすら粉が付く軽度のチョーキングが確認できます(特に日当たりの良い面で発生しやすい傾向)。塗膜自体は全面的な剥離や膨れは見られないものの、色あせによる明度上昇がムラ状に進み、目地や付帯部の境界でうっすらとした輪郭汚れ(汚れの溜まり)が出ています。サイディング表面には微細な凹凸に入り込んだ埃・大気汚染物質が付着し、洗浄だけでは落ちにくい箇所も点在します。
最も顕著なのは目地シーリングの劣化です。板間目地は可とう性が失われて硬化し、ひび割れや痩せによって両側のサイディングから**縁切れ(付着切れ)が起きている箇所が散見されます。東がわ、南・西側のシーリングは特に紫外線・熱影響が強く、一部で破断や剥離の初期症状が進行。雨水の侵入が直ちに内部劣化へ直結するレベルではないものの、防水ラインの連続性が途切れかけているため、早期の打ち替えが妥当です。
また、藻・カビの軽度付着が外壁の北面や軒の出が少ない面に散発的に見られます。幸い、構造クラックやサイディングの割れは未確認で、躯体の健全性は保たれていますが、見た目のくすみ・輪郭汚れ・防水ラインの弱体化が相まって、全体の清潔感と耐候性が低下しているのが現状です。

施工後

02.施工後

施工後の写真では、高圧洗浄→シーリング全撤去・打ち替え→下塗り→中塗り→上塗り(深碧)までの工程が適切に作用し、面の平滑性・色の均一性・艶の連続性が大きく改善しています。まず目地は新規シールが均一な厚みで充填され、ヘラ押さえの通りが綺麗に直線を描いています。両端の面取り(エッジ)も整い、気泡・ピンホール・肉痩せの兆候が見られないため、可とう性と気密・水密の確保が写真上でも読み取れます。サッシまわりの三角シールは角度と奥行きが適正で、雨仕舞いの連続性が回復。打ち替え前に見えた縁切れ影は消失し、防水ラインが復元されています。
塗装面は深碧の低汚染性と発色安定性により、ローラー目・艶ムラ・色ムラが抑制されています。特に斜光時の反射で、艶が面内で均質に移ろうのが確認でき、部位ごとの光沢差が目立ちません。これにより、サイディングの意匠(凹凸)が落ち着いた陰影で表現され、上品で締まった印象を生みます。付帯部(雨樋・破風・水切り等)との見切りはマスキングが正確で、色分け境界のにじみや段差がなく、輪郭がシャープに出ています。施工前に見られた雨だれ筋・輪郭汚れ・バイオフィルムは洗浄と塗膜更新でリセットされ、色の深みと艶感が戻ったことで**“新築時の張り”**に近い視覚効果が得られています。
総じて、写真からは**防水ラインの再構築(シール)と美観性能の底上げ(深碧塗装)が明確に読み取れ、近接での目視でも刷毛・ローラーのパターンが目立たない丁寧な仕上げです。屋根は写っていないものの、外壁のみで住宅全体の印象が一段階明るく・清潔になったことが分かり、生活動線からの見え方(門塀〜アプローチ〜外壁面の連続)でも統一感のある“新築様”**の佇まいが再現されています。

サイディング外壁塗装で失敗しないためのコツ|深碧塗料が叶える長持ちの秘訣

サイディング材の外壁塗装工事では、塗料選びだけでなく下地の状態把握と補修精度が仕上がりを大きく左右します。サイディングはボード状の外壁材で、一見すると平滑ですが、実際には日射・雨風・温度変化によって伸縮や反りが生じるため、経年劣化が顕著に表れる部位です。特に見落としがちなポイントが「シーリングの劣化」です。シーリングは外壁材同士の継ぎ目をつなぐ柔軟なパッキンのようなもので、紫外線や雨水の影響で硬化・ひび割れ・痩せが進むと、そこから雨水が浸入し、下地の腐食や断熱性能の低下を引き起こします。したがって、塗装前の段階で全ての目地を撤去・打ち替えることが長期的な防水性確保の鍵となります。
また、塗装前の高圧洗浄と下地処理は非常に重要です。チョーキング現象が出ている外壁は、表面に劣化した旧塗膜が粉状に残っているため、そのまま塗装すると密着不良を起こして早期剥離の原因になります。水圧とノズル角度を調整しながら、外壁表面の汚れ・藻・カビをしっかり除去し、必要に応じてケレンやフィラー(下地調整材)で平滑に整えます。特にサイディングの模様や凹凸がある部分は洗浄ムラが出やすいため、部位ごとに丁寧な処理が求められます。
塗料選定では、サイディング材の「呼吸性」と「柔軟性」を考慮することが大切です。硬い塗膜を形成する塗料は、ボードの伸縮に追随できず、数年後にひび割れを起こすことがあります。今回の施工で採用した深碧シリーズのようなハイブリッド高耐候塗料は、密着性・可とう性・防汚性のバランスが取れており、サイディングとの相性が非常に良好です。さらに、低汚染性に優れているため、雨だれやホコリの付着を防ぎ、美観を長期間保つことができます。
最後に仕上げ段階でのポイントは、色分けと見切りラインの処理です。外壁・付帯部(雨樋や破風板など)の色を適切に分けることで、立体感とデザイン性が生まれます。境界のラインがにじんでいると一気に印象が安っぽくなるため、職人のテーピング技術と塗り分け精度が品質を左右します。完成後は、光の当たり具合によって艶が美しく反射し、まさに「新築のような仕上がり」に見えるのが理想です。
サイディング塗装のコツは、「表面を塗る」ではなく「外壁の健康状態をリセットし、守りながら美しく仕上げる」こと。塗装は見た目を整えるだけでなく、家を長持ちさせるための再生工事であるという意識が、成功の分かれ道になります。