【神奈川県大和市】深碧の家、品と落ち着きのブルーグレーリフォーム
物件データ
- 施工エリア
- 神奈川県大和市
- 工事内容
- 外壁・屋根塗装工事
- 外壁材
- サイディング
- 外壁プラン
- 使用塗料:深碧(灰青)
- 屋根材
- スレート
- 屋根プラン
- 使用塗料:深碧雅(Y-155 クラウドグレー)
- 工事期間
- 13日
- 工事完了月
- 2025年10月
担当店舗
神奈川県 神奈川県央ショールーム店
お客様の声
診断結果の説明もわかりやすく、写真を見ながら現状を丁寧に教えてもらえたので、「そろそろ塗り替え時期なんだ」と納得できました。
色選びのときには、私たちの希望をしっかり聞いてくれて、いくつかシミュレーションを出してもらい、最終的に落ち着いたブルーグレーを選びました。
工事中は職人さんたちが毎日きちんと挨拶してくれて、進捗の報告も丁寧。
終わってみると想像以上にきれいな仕上がりで、まるで新築みたいに家全体が明るく見えます。
ご近所さんからも「どこで塗ったの?」と聞かれるほどで、本当にお願いして良かったです。
施工レポート
施工前
施工後
■ 施工前
外壁サイディングは全面的に色あせが進行し、手で触れると粉が付着するチョーキングが確認できる状態でした。これは塗膜の樹脂が紫外線で劣化し、防水性が低下しているサインです。特に北面や日当たりの弱い面では、微細な藻・カビが付着しており、雨だれ跡と相まって見た目のくすみが顕著でした。サッシ周りや外壁目地はシーリングの痩せ・ひび割れが進み、硬化に伴う剥離(アドヘージョン切れ)が散見。放置すると毛細管現象で雨水の浸入が起きやすく、内部下地の傷みや室内側の結露リスクを高める状態でした。
屋根スレートは、全体的な退色により素地が露出気味で、一部に微細なクラックと層間の反りが出始めていました。棟板金のジョイント部はシーリングの劣化で防水ラインが途切れがちになり、釘浮きの兆候も確認。これにより横風や豪雨時の逆流・吹き込みが生じる恐れがありました。また、換気棟や雪止め金具などの金属部には点サビが発生し、早期に適切なケレンと錆止め処理が必要な状態でした。
全体として、外壁・屋根ともに**「防水性の低下」→「汚れの定着」→「美観の悪化」**の負の連鎖が進みつつあり、下地補修と3工程(下塗り・中塗り・上塗り)での塗膜再形成が最適解と判断できるコンディションでした。
■ 施工後
仕上がりは、外壁の深碧(灰青)が落ち着いた印象を与えつつ、陰影で表情の変化が出る均一な塗膜に再生されました。目地際やサッシ取り合いのラインはテープワークを丁寧に行ったことで輪郭がシャープに出ており、近景・遠景ともに面のツヤと直線の通りが揃っています。下地処理で脆弱部を的確に補修したため、塗り肌(ゆず肌)のムラがなく、雨だれの再付着を抑える撥水性が回復。散水確認でも水滴がビーズ状にはじく挙動が見られ、防水性の復元を視覚的にも確認できました。
屋根は深碧雅(Y-155 クラウドグレー)で統一し、素地の吸い込みを抑えた下塗りの密着により、上塗りが均一な膜厚で定着。クラック補修跡の段差も仕上がり面では馴染み、艶感が面全体で連続しています。棟板金や雪止めなどの付帯金属部は適切なケレン・錆止めのうえで仕上げているため、エッジ部の光沢が美しく、屋根面とのトーンコントロールも良好。釘頭のシーリング処理やジョイントの増し打ちにより、風雨時の浸入リスクを低減しています。
総じて、外壁・屋根ともに色×艶×ラインの三位一体で美観を高めつつ、防水性・耐候性・メンテナンス性を同時に底上げ。正面からの見栄えだけでなく、斜光・逆光・俯瞰いずれの条件でも塗膜の均質性が担保されており、「新築時の端正さ」に近い表情を取り戻しています。ご近隣からの視認距離でも色の濁りやパネル間の不均一が出にくく、経年の汚れ再付着にも強い仕上がりです。
■ブルーの外観が選ばれる理由と魅力
🟦青系の外壁は「爽やかさ」「清潔感」「落ち着き」といった印象を与える人気のカラーです。特に近年はグレーを含んだ深みのあるブルーグレー系(例:深碧)が好まれ、上品で飽きのこない外観に仕上がります。
M様邸でも、従来のくすんだ外壁から一転、青みがかった灰色を採用することで、住宅全体に清涼感とモダンさが生まれました。街並みに自然に溶け込みながらも、しっかりと存在感を放つのがブルー外観の魅力です。
🌤 光の角度で変わる多彩な表情
ブルー外壁は時間帯や天候によって見え方が大きく変わります。
晴天時は明るく爽やかに、曇天時や夕暮れには落ち着きのある上品なトーンへと変化。
M様邸で使用した「深碧(灰青)」はまさにその特徴を活かした色で、朝日・夕日・街灯下でも均一で上品な艶を保ち、どの角度から見ても美しい仕上がりとなりました。
このような光による表情の変化を楽しめるのもブルー系塗装ならではの魅力です。
🧱 素材との相性で印象が変わる
ブルー系の塗装は、サイディング材や屋根色との組み合わせで印象が大きく変わります。
たとえばM様邸のように、屋根をクラウドグレーでまとめると統一感のあるモダンな仕上がりに。
一方、屋根をブラック系にすれば重厚でシックな印象に、ホワイトやベージュ系にすれば明るく軽やかな雰囲気を演出できます。
外壁だけでなく、付帯部(雨樋・破風・玄関ドアなど)との色バランスを意識することで、より完成度の高い外観になります。
🧩 ブルー外観を美しく保つポイント
ブルー系の塗装は、明るいトーンほど汚れや雨だれが目立ちやすい傾向にあります。
そのため、耐候性・防汚性の高い塗料を選ぶことが重要です。
M様邸で使用した「深碧」シリーズのように、撥水性能と耐UV性を備えた塗料を採用することで、汚れの付着を防ぎ、長期間美しい発色を維持できます。
さらに、3回塗り仕上げ+適切な下地処理を行うことで、色ムラや退色を最小限に抑えることができます。
🏡 ブルーは“長く愛せる”住まいの色
一見個性的に見えるブルー外観ですが、実は経年変化にも強く、飽きにくい色でもあります。
清潔感・信頼感・落ち着きといった普遍的な印象を持つため、和洋どちらの建築スタイルにも馴染みます。
M様邸のようにグレートーンを混ぜたブルーを選ぶことで、主張しすぎず上品な佇まいを演出できる点も人気の理由です。
外観の印象を大きく変えたいけれど派手にしたくない──そんな方にこそおすすめのカラーです。
担当者より
外壁の細部まで丁寧に仕上げることを意識しました。
色選びの段階からご相談を重ね、「落ち着きと品のある灰青トーン」で建物の雰囲気を刷新。
塗装後は防水性・耐候性が大幅に向上し、これから長く快適にお過ごしいただけると思います。
今後の定期点検でもしっかりサポートさせていただきます。