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2025.12.08
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外壁カバー工法は慎重に!!|メリットだけで選ぶと危険な理由

こんにちは!スターペイント中遠店です✨✨

最近富士市の現場で富士山をいつも見れてとても嬉しいオヤイヅです!!

今日は、ここ数年お問い合わせが増えている 「外壁カバー工法」 についてお話しします。
結論から言うと、外壁カバー工法は しっかり条件を見極めれば有効な工法ですが、どの家にもオススメできるわけではないので要注意! です。


1. 外壁カバー工法ってどんな工事?

  • 既存の外壁を撤去せず、その上から新しい外壁材(サイディングなど)を重ね張りする工事。

  • 「張り替え」より廃材が少なく、工期も短く済みやすいのが特徴です。

  • 見た目もガラッと変えられるので、イメチェン目的でも人気が出ています。


2. 一見メリットだらけに見えるポイント

  1. 工期が比較的短い
    既存外壁を解体しないため、その分の手間と時間が減ります。

  2. 廃材が少なく、処分費も軽減
    解体が少ない=ゴミも少ないので、環境面・コスト面でもメリット。

  3. 断熱性・遮音性アップが期待できる
    外壁が二重構造になるため、性能が向上するケースもあります。

→ ここだけ聞くと「カバー工法一択でいいじゃん!」と思ってしまいそうですが…


3. 「慎重に!」と言いたい理由

① 外壁の中の傷みが見えにくくなる

  • 既存外壁の内側で、すでに 雨漏り・腐食・カビ が進んでいるのに、
    そのまま上から覆ってしまうと、
    「傷んでいるのに気づかないまま年数だけが経つ」ことに。

  • 本来は下地から直すべき状態なのに、見えなくなってしまうのが一番怖いところです。

② 重量増加のリスク

  • 既存外壁+新しい外壁で、どうしても建物の重量が増えます。

  • 構造や基礎状況によっては、カバー工法が向かない場合もあります。

③ 通気・結露の問題

  • 施工方法を間違えると、内部に湿気がこもり、
    結露 → カビ → 腐食 という悪循環を招くことも。

  • 適切な通気層の確保や、防水シートの施工が非常に重要です。


4. こんなお家は「要チェック」

  • すでに 室内に雨染みやカビ が出ている

  • 外壁を押すと「フカフカ」している

  • 築年数がかなり経っていて、過去の雨漏り歴がある

  • 基礎や構造に不安がある

こういった場合は、
カバー工法ではなく「張り替え」や下地補修を優先すべきケース も多いです。


5. カバー工法を選ぶときのポイント

  1. 信頼できる業者に しっかり現地調査をしてもらう

  2. 外壁の中の状態(下地・防水シート・構造)について
    きちんと説明してもらう

  3. カバー工法と張り替え、両方の見積もり を比較して検討する

「安くて早いからカバー工法で!」ではなく、
お家の状態に合った工法を一緒に選ぶ ことが大切です。


まとめ

外壁カバー工法は、

  • 条件が合えばとても有効なリフォーム方法

  • でも、 「どの家にも万能」ではないので慎重な判断が必要

という工事です。

見た目や価格だけで決めてしまうのではなく、
「お家の健康状態」をしっかりチェックした上で、
後悔のない選択をしていきましょう!


最後に

「うちの外壁はカバー工法でも大丈夫かな?」
「張り替えとどっちがいいの?」

そんな時は、ぜひ スターペイント中遠店 に一度ご相談ください。
現地調査を行ったうえで、
カバー工法・張り替え・塗り替え など、複数パターンの中から
一番ベストな方法をご提案させていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました!!!