見積り依頼～屋根の現場調査編～　外壁屋根塗装防水専門店ｽﾀｰﾍﾟｲﾝﾄ 20200201

みなさんこんにちは。
スターペイント春日ショールーム店の板島です。
今日は外壁屋根塗装を考え始めたときに役に立つ見積もり依頼時の豆知識をご紹介します。

今日のテーマは『屋根の現場調査』です。
みなさん。塗装リフォーム工事を検討し始めたらとりあえず見積もりを取ってみますよね。

まず第一に、どんな業者も見積もりをお出しするためには事前の現場調査が必要になってきます。
なぜなら、塗装リフォーム工事はお家の大きさ、形、使われている建材、劣化状況など、様々な条件によってお見積りの内容が決まってくるからです。

当然ではありますが、事前の現場調査がどのくらい正確にしっかりと行われているかによってその後の工事が円滑に進められるかが変わります。下調べに当たる現場調査はの正確性はその業者の対応の様子を見極めることのできるひとつのポイントでもあります。

さて、そんな現場調査ですが、今日は特に屋根の現場調査についてご紹介します。

まず、現場調査とは何かというと、見積もりを作るにあたっての事前調査のことを言います。塗装リフォーム工事の見積もりは建坪（※ここでは延べ床面積、1階床面積を指します）ではなく、塗り面積で金額を出していくので、建坪数が同じでも建物の高さや形の違いで塗り面積は変わってくるということです。

また、窓の大きさ、付帯部と言われる部分の数や長さ、外壁の建材の違いに付随して目地の有無や劣化状況など様々な条件が見積もりの内容を左右します。そのため、本来現場調査とは5分10分で済ませられるものではありません。

なかでも、屋根というのは少々手間がかかります。
実際現場調査にかかる時間や、検査項目の多さなどで言えば圧倒的に外壁の方が大変なのですが、何しろ屋根というのは高さがあるので簡単に状況を見ることが出来ません。
そのため、最近では屋根の現場調査の際はポールカメラというような高所専用のカメラ機材を使ったり、業者によってはドローンを使用したり、専用機材を使っての調査が一般的です。

屋根の現場調査

屋根の現場調査を行う方法は大きく分けて2つ。

・機材を使用し屋根に登らず調査する

・脚立などで実際に屋根に登って調査する

では、屋根に登る調査方法と屋根に登らない調査方法ではどちらがいいと思いますか？

塗り面積を図るんだから実際登った方が正確でしょう？
と一見思いがちですが、実は現在は屋根に登らないで調査する業者の方がより安心と言われています。何故なら、調査の為に屋根の上に登ったことが原因で屋根材を破損させてしまったりする恐れがあるからです。

本来であればまだメンテナンスは急を要していない、また、塗り替えだけでよかったものが、調査を依頼したせいで屋根が破損しすぐに工事依頼しなくてはならない事態になる事もあります。
そうなるとお客様のお気持ちとしても複雑です。工事しますか？しませんか？ではなく、工事するしかないじゃない！となってしまいます。

また、少数であありますが、現場調査の際にわざと屋根に登って破損や不具合を起こす業者も残念ながらまれにいます。※こういった場合はいわゆる悪徳と呼んで差支えのないでしょう。

もちろん、直接上って測っていないからといって計算が大きく狂うことはありません。
軒天幅（建物の外壁からはみ出している部分）などをしっかり図っていれば傾斜に合わせて見積もりを出すことが出来ます。