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2019.10.25
  • 豆知識

木部って塗装できるの!? 外壁・屋根塗装 防水工事 専門店 スターペイント 東大阪 20191025

皆様こんにちは!

外壁・屋根塗装 防水工事 専門店 スターペイント

八戸ノ里ショールームの東です。

 

お天気悪いですが本日もopenさして頂いています😊😊

塗装・防水の事ならスターペイントにご相談ください!!

 

建物に使われる素材としては外壁ならサイディングボード・モルタル・ガルバニウム、屋根なら瓦・スレート・金属など様々ありますが

木材も外装の至る所で使われている素材の一つです!

木材は金属やコンクリートとは違うメンテナンスが必要になる為ほかの素材と一色淡にしてしまうと、外装の重大な劣化を引き起こしてしまう恐れがあります。

 

◇木材はメンテナンスが欠かせない建材

家の外装の大半はセメントを主成分とした『モルタル壁』『サイディングボード』と呼ばれるパネルをはめ込むものが主流ですが

・ぬくもりのある家にしたい

・意匠性が高い家にしたい    という場合には天然の木で作られた木材はピッタリな素材です。

また、外壁全体に木材が使われている家もあれば軒天・破風板・ウッドデッキなど家の一部分を木で仕上げるケースもあります。

 

1.天然素材ゆえの悩みを持つ木材

独自の風合いを持つ天然の木は人に温かみを伝える素材ですので家の全体、もしくは一部に無垢剤などの木材をぜひ取り入れたいという方は後を絶ちません。 しかし、鉄・コンクリート・金属・モルタルなど人間の手で生み出される素材と違って木は天然の木を加工して使う材料です。

そのため、木材だけが持つデメリットも多くありその点をしっかりと理解しておかなければメンテナンスに非常にお金がかかったり数年ですぐに劣化してみっともない外見になってしまったりするといった弊害が起こってしまいます。

2.木材の塗装は効果が低い

どのような形で使うとしても木材は何もせずに放置していると紫外線や雨、風、空気中にゴミなどによって徐々に汚れていき劣化してしまいます。そのため木造住宅で外壁などの外観部分に木材をそのまま使ってしまうと

雨・風・ホコリ・太陽光に含まれる放射線などが原因で木材がすぐに腐ってしまいます。

木材に保護塗料を塗って防腐対策をしたり、定期的に塗り替えたりして対候性をつけておいたりする事は木材を長持ちさせるために欠かせない作業です!

しかし木材で出来た(木部)は塗装するのが非常に難しく、外壁保護機能が10年と言われる塗料を使っても木部の場合は3年~5年ほどしか保護機能を維持できないケースもあるほどです。

 

◇木部塗装で知っておきたい事

家の木部の塗装を検討される方は、木材の性質を知っておかなければ、せっかくの塗装で失敗してしまう恐れがあります。

他の外壁材とは異なる木部独自の性質を知って塗装業者との打ち合わせに役立てましょう!!

1.木は膨張して収縮する素材

木部の塗装では木材の吸収をして膨張したり収縮したりする性質がネックとなります。

木は周りの温度が高いと、温度が高くなりすぎないように温度を吸い取り逆に自身が水分を持っており周りがガラッと乾燥しているときには内部の水分を吐き出して温度を調節してくれます。

このような木材の温度調整機能には『調湿作用』と呼ばれ木材をあしらった部屋は調湿作用になり温度が自動的に調節されるためとても快適になります。 気が家の内装材によく使われるのは、見た目の穏やかさ以上にこの調湿作用が目的ではあります。

しかし、この調湿作用の際に生じる膨張と収縮が外壁塗装においては非常にやっかいな物となるのです。

 

◇木材の塗装はひび割れが起きやすい

基本的に、外壁塗装で使われる塗料は、塗装した面の上で固まり塗膜という保護膜を形成することで外壁を紫外線や雨風から守ってくれます。 しかし木材に塗装をしても、表面の塗膜は固まる物の先にあげたような温度による膨張・収縮の動きによつて少しずつ塗膜が剥がれたり塗膜だけがひび割れしたりします。

これが、木材が長持ちしない大きな理由です。

 

2.木材は長期間持たせるのが難しい

木材の上に塗った塗膜は基本的にあまり長持ちしません。

塗装を塗る下地をしっかり処理しているかどうかによって持続性も変わりますが、真面目で腕の立つ業者が適切な塗装を施したとしても他のモルタルやサイディングの塗装に比べると木部の塗装の寿命はその半分ぐらいとされています。

通常、モルタルやサイディングの外壁に塗装した塗料は短くても10年ほどの耐久性はありますが木材に関してはたったの3年~5年で」塗膜がダメになってしまいます

 

◇木部の塗装に適した塗料の種類

木部の塗装には主に、、

・木目を生かす塗装

・木目を消してしまう塗装 という二通りの選択肢があります。

木目を生かす塗装                                 

木目は残る

  • ○木の内側も保護する
  • ○剥がれ、フクレがない
  • △艶が出にくい
  • ×耐久性が低い

木目を消す塗装

木目は残らない

  • 耐久性が高い
  • 木目が消える
  • (クリア塗装もある)
  • 堅いので剥がれたり割れたりする

木部を塗装する場合にも下塗りの前に下地調整を行い、仕上げ用塗料を2回塗布する三度塗りが必要です。

◇木部塗装で注意したいポイント

取り扱いが難しい木部は、熟練の外壁塗装職人でも頭を悩まされる存在です。

大切なのは、木部も含めた家全体を長持ちさせるために塗装する家ごとの症状に合わせた工法と塗料を選ぶことです。

 

◇下地処理

木材を塗装するのに一番大切な下地処理を行うこと。

ザラザラやボコボコの木材に塗装をしても仕上がりにムラが出たりしてきます。

ヤニ止め

木材から出る樹脂を止めるという意味です。

どの木材にもヤニ(樹脂)は重要な栄養分なので、ヤニ止めをしないと塗料の色がヤニで変色してしまいます。シーラーで膜をはりペンキが変色しないようにする方法

 

ヤスリ掛け (ケレン作業)

荒れた面にペンキを塗っても凸凹がペンキではカバーできずにひどい仕上がりになります。

木材表面を滑らかにして均一にペンキや塗料がなじむようにする方法

 

凹みの補修                                         釘や画鋲の穴など美観的にない方がいいものは木部用ぱてを使って埋めてしまいます。

画像の柱は釘が刺さっていた穴をパテで塞いでいる状態です、穴を塞がないで塗装するとその部分だけ塗料が染まらなくなってしまいます。

 

 

◇木材で選ぶならどの塗料? オイルステイン、水性ステイン、ニスの3つを使い分けよう!

オイルステイン・水性ステインとは?

ステインとは塗料の一種で、木材に浸透することで色を染み込ませる『浸透型塗料』と呼ばれるものです。

言い換えると木材の着色料のようなものですね。ステインはオイルステインや水性ステインに分かれますが、ざっくり言うと油を使っているものがオイルステイン、使ってないのが水性ステインです。

 

木材に浸透して木目を生かしてくれる!

ステインは浸透型なので木材に染み込んで着色します。そうすると、木の木目によって色の濃炎が変わる為、無塗装よりも木目がはっきりと現れるのです。何回か塗りこんで色を濃くすることも出来ますが、木目が消えることはありません。

汚れや水には弱い

ステインは表面をコーティングしている訳ではないので木材を保護する力はほぼありません。そのため汚れが付きやすく水にも弱いです。木材を保護したいときはニスなどでコーティングしましょう。

 

ニスってなに?

ニスとは表面を樹脂膜でコーティングして木材で保護してくれる塗料の事。塗料の中では『造膜型』と分類されます。

強い塗膜で木材を保護してくれる

木材を保護する力が強く、汚れや水からしっかり守ってくれます。その反面塗膜が硬いので一度コーティングすると剥がすのが難しく、汚れをはじくので別の塗料を上から塗るということも困難になります。

 

ステインとニス両方の長所を持つ塗料

これまでの説明でステインとニスは一長一短ということがなんとなく分かって頂けたかなと思います。しかし実は木に浸透して木目を強調しつつ、木材をある程度保護してくれる塗料があるのです。『浸透型』『造膜型』のいいとこ取りなアイテムです!

1.ブライワックス

DIYerたちはもちろん、英国王室までもが愛用する極めて優れたワックス。無垢の木製品の保護や艶出しができる上に着色も可能な仕上げ材になっています。主原料には蜜ロウとカルナウバロウという自然素材が使われていて安心して使えます。

 

・それぞれの重ね塗りはできないの?

木目を生かしたいけど保護もしたい!という方にお勧めなのが塗料の重ね塗りです。しかし、ここでちょっと注意が必要。重ね塗り出来る順番とできない順番があるのです。というわけでまとめると

『ステイン→良いとこ取り塗料→ニス』の順番ならOKですがその逆の順番はアウトということです。ニスなどの仕上げ材は膜が硬いので上塗りはできないんですね。

 

・まとめ

作ったものを保護するためにも塗装は必要です。作りたいもののデザインを考えて色や耐久性を重視するならニスを、自然素材で木目を残したいならステインを選びましょう。両方の良いとこ取りな塗料は工程が少なく済むので便利ですが、ニスほどの保護力はありません。

DYAしたいものと相談しながら塗料を選んでみましょう!

 

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