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2019.10.28
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早いに越したことはない?外壁屋根塗装の時期 防水 専門店 スターペイント 20191028

『外壁屋根塗装は早い方がいい?』

 

みなさんこんにちは。
スターペイント春日ショールーム店の板島です。
今朝は一段と空気が冷たく、これから一気に冬、年末に向かっていくのだなと実感させられました。お洋服や寝具などの入れ替えや新調の季節となり、体調も崩れがちですが皆さんは元気に過ごされていますか?

さて、今日は外壁屋根塗装の時期に関してお話していこうと思います。以前も何度か塗装の適正時期に関する記事を掲載しているのですが、今回は最近頂いた『外壁塗装は早めにした方がいいの?』とのお声から掘り下げてお話しようと思います。少しでも塗装リフォームに興味を持っている皆さんの参考になれば幸いです。

 

“早すぎる”塗装リフォーム工事

大は小を兼ねるとか、早いに越したことはない、などと言われることは日常絵もあるかと思いますが、まずは塗装リフォーム工事は早ければいいのか、というところにスポットをあてます。

例えばA家
A家:築5年 塗装リフォーム歴なし
自宅の外観がとても気に入っていて、家のことに高い関心がある。劣化などは全く感じていないが、勉強のためにショールームに来店を決めました。この場合は、ほぼほぼ『塗装の必要はありません』
もちろん、実際に見てみたら、実際は・・・ということもあり得なくはありませんが、通常で考えれば築5年で大きな劣化症状がでることは多くの場合でありません。

次にB家
B家:築8年 塗装リフォーム歴なし
まだ工事は考えていないが、相場や工事について関心はある。外観にこだわりがあって、デザイン性については相談してみたいと思っていた。今回広告でイベント開催を知って来店を決めました。
この場合は『見て見ないと分からないが、塗装の緊急性はないでしょう』というのが現実的な結果となるでしょう。

基本的に、劣化症状が全くない状態での塗装リフォーム工事“早すぎる”塗装リフォーム工事ということが出来ます。緊急性の有無以前に、必要性が低い状態での塗装リフォームは家屋にとってあまり意味がありません。そういった意味ではA家もB家も塗装時期としては早すぎると言えます。

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ただし、上記のA家、B家に共通するポイントとして、“デザイン性へのこだわり”があげられます。塗装リフォーム工事は色分けや配色でデザイン性を高めることはできますが、新築時の様に細かいタイル一枚一枚の色柄などを選ぶことはできません。そのため、現状のデザイン性の維持を希望する場合の理想の塗装適正時期は”劣化が始まる前”の早期段階だということも知っておいてください。(👉 今の色がお気に入り)

また、早すぎる塗装リフォームは意味がないとは言いましたが、家屋に対して悪影響は当然ありません。しいて例えるなら予防接種の感覚とでも考えて下さい。家屋の寿命を最高の状態でより長持ちさせるためには”早すぎる”塗装が実はベストただ、劣化症状は出てすぐどうこうなる訳ではないことと、予防接種とは違い決して安くはない費用がかかることから、現実的な適正時期として10年の目安があるのです。

 

早すぎる塗装リフォーム

メリット

・家屋を最高の状態でより長く維持することが出来る

現状のデザインを美しいまま維持することが出来る

デメリット

・特にないが、メンテナンス周期が短くなれば費用がかかる

 

“遅すぎる”塗装リフォーム工事

次に逆のパターンでお話していきます。新築から25年塗装リフォーム工事をしていない場合。

C家:築25年 塗装リフォーム歴なし
今回お隣さんが塗装リフォームをしているのを見てふと気になって見積もり依頼を検討しているとします。
見積もりを提出する業者は何と答えると思いますか?

答えは、ほとんどの場合で『した方がいい』と答えるでしょう。
ただし、先にお話したことを踏まえて言うと、実際には『見て見ないと分からないが、した方がいい』というのがより現実的で正確です。奇跡的な例がもしかしたらあるかもしれませんが、実際問題新築から25年間メンテナンスなしの状態で劣化なしということはまずあり得ません逆に言えば、実際プロが現場をみて、本当に劣化がなければ築何年であろうが決して遅くはないということになります。

ではD家はどうでしょうか
D家:築25年 前回塗装から15年
前回塗装では10年持つ塗料を使用しているが、気づいたら10年を過ぎ、最近塗膜の剥げや外壁の端の欠け目地が浮き上がっていて内壁に雨漏れのしみが現れたりと、劣化症状が目に見えて分かるようになってきていて心配で見積もりを依頼しようと考えています。

この場合の答えは当然『した方がいい』です。
これは説明するまでもありませんよね?

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結局のところ、塗装リフォーム工事というのは、実際の劣化状況によって適正時期の判断がなされます。築年数が浅かろうが長かろうが、劣化症状の程度が重ければ塗装の緊急性は上がり、例えば表面の塗装だけでは家屋の傷みを抑えられない、修復できない状態まで劣化の段階が進んでしまっていた場合、タイトルにあるところの“遅すぎる”塗装リフォーム工事になってしまいます。

遅すぎる塗装リフォーム工事は、もはやする意味がありません。まさに手の施しようがないといった具合で、塗装ではなく、大規模な増改築リフォーム工事を塗装費用の何倍もかけて行うことになります。
そうなればお客様にとっても負担ばかりが増えて不利益になりますし、正直に言ってしまえば、塗装業者にとっても工事がなくなってしまってあまりハッピーなこととは言えません。からこそ、業者は口をそろえて『適正時期に』『今のうちに』とみなさんにお伝えするのです。

 

遅すぎる塗装リフォーム 

メリット

・なし

デメリット

・劣化症状によっては生活に支障がでる(雨漏れや破損など)

・工事の規模が大きくなったり、費用が高額になりがち

 

適正な塗装時期の目安

最後に総括の意味も込めて外壁塗装リフォームの適正時期について上げていきます。
まず初めに、一般的な塗装時期の目安は新築から10年前後といわれています。

理由:大抵の場合は新築から5~7年で家屋表面の建材の劣化が始まるからであり、劣化が始まってしまうとあとは劣化が進む一方だから。
※劣化症状について(👉 劣化の程度と塗り替え)

また、過去に塗装リフォーム工事を既に行っている場合は、最後に使用した塗料や施工状況などによって耐久年数が変わるため、1回目の塗装から〇年が目安と一概に言い切ることはできません。
ただし、現在業界で主に使用されている塗料は、大抵が最低でも8年~10年程度は耐久年数があるため、2回目以降の塗装リフォーム工事もやはり10年前後の間隔で点検などは検討すべきというのは間違いないでしょう。

 

ここでポイントになるのは次の3点

・家屋の劣化状況は前回の施工条件のみならず環境条件に左右される

新築時の建材、塗装リフォーム時に使用した塗料の耐久性というのは、環境条件によって劣化スピードが変わります。ある1軒の家屋、A家であっても、南側と北側では劣化の程度は異なります。極端な例ですが、10年持つ塗料を使用し5年過ぎて劣化が始まる場合も、15年たっても劣化症状が出ない場合もないとは言えないわけです。
つまるところ、塗装時期の目安というのは良くも悪くも絶対ではないということを頭に入れておいて下さい。

・劣化症状の発生=家屋の防水性、耐候性が下がってきている

外壁屋根塗装の真価は美観の維持にあらず。もちろん見た目も大切な要素のひとつではありますが、最大の理由は“機能性を守る”こと。ここでいう機能性とは、主に防水性の事を指しますが、家族を守る大切なお家の健康を維持することが最も重要な役割。
外壁や屋根の機能性が落ちるというのは、風邪の引きかけに似ています。薬も飲まず、病院にも行かず、症状が悪化していくのを見ているままでは、肺炎になるまで働き続けるようなもの。『手遅れになる前に』『症状が軽いうちに』と業者が推奨するのもこのような理由からです。

・外壁塗装の必要性は劣化の程度によって決まる

先に挙げた2つの点からも分かるように、外壁塗装の適正時期というのは言い換えれば塗装が必要な時期です。すなわち、10年の以上に重要なのは、劣化の程度がその程度なのかというところです。

 

まとめ***********************

 

【劣化症状のない早期の塗装リフォーム】

現在の外観を変えたくない場合は”早すぎ”=“劣化が始まる前”のタイミングが理想的

・早すぎる塗装リフォームに害や問題はない。家屋の予防接種と考えよう

【塗装では間に合わない?!遅すぎる塗装リフォーム】

・築年数が浅くても劣化が進んでいれば適正時期

・”遅すぎる”塗装リフォーム=劣化の程度が深刻になってからの塗料リフォームの検討

・”遅すぎる”塗装リフォームは費用がかさんで経済的負担が増える

【塗装リフォームの適正時期】

・家屋を最高の状態でより長持ちさせるための理想的目安は早期での塗装リフォームがベスト

・塗装リフォーム工事や点検の現実的目安はおよそ10年周期

・早いに越したことはない、嘘ではないが、緊急性や必要性は低い

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